新宿タイムズ

新宿界隈の大きなニュースから小さなネタまで新宿放送局が足で掴んだ地域情報満載!


【新宿区新聞】「地区計画」でも高層マンション計画が浮上

2006年08月08日 23:05 by yoshitomi カテゴリタグ: 新宿区新聞

人気度: 1%

前の記事 « 日刊スポーツ2006年8月8日

次の記事 » 【新宿区新聞】テナント転出は大歓迎!

御苑を抱える内藤町は、新宿区で初めて住民主導による環境保全型の地域計画を定めた街だ。また江戸情緒豊かな神楽坂でも、街を保全しようと地区計画の動きが進んでいる。だが、この2つの街で14階マンション計画が浮上。改めて地区計画の意義が問われている。
 
地区計画は、道路などで囲まれた区画内で、地域住民の一定の理解を得ることで制定できる「街づくりのルール」だ。
 
内藤町の地区計画は平成13年に制定した。その内容は、街を住宅地区と商業地区に区分けし、住宅地区で建物の高さ10mまでとする規制を敷くもの。一方で、甲州街道や外苑西通りに面する商業地区では風通しや外見などにルールを定めたものの高さ自体に制限は設けていない。
 
浮上した14階マンション(46.39m)計画地は、新宿御苑に隣接し、甲州街道に面している。現在は住宅など5棟の建物があり、これらをまとめて分譲マ ンションにする計画。だが、近くにマンション計画より10m以上高い四谷区民センターがあり、また新宿区が定めた絶対高さ制限以下の高さとあって、高さを 抑えるのは難しい。
 
神楽坂4丁目では、軽子坂通りに面した駐車場で14階マンションを建設する計画が進んでいる。これに刺激を受けて、地区計画の動きが加速している。
 
これまで神楽坂では、以前から地区計画の制定に向けて区議会に陳情するほか、地域の町会・商店会などで「まちづくり興隆会」を結成し、街の活性化や環境保 全に取り組んできた。それだけに、現在、住民提案として進んでいる地区計画案も、環境保全と街の活性化の双方を睨んだものになっている。
 
その内 容は、道路によって高さ制限を変化させる独特のものだ。神楽坂は細い路地が多く、過去にも東京都の調査で防災面での危険性が指摘されていた。地区計画で は、幅員4㍍未満の路地に面した建物の建て替えを促進すべく、高さ20メートル(6階)以下まで建築可能とした。一方で、神楽坂通り、軽子坂通り、本田横 丁が前面道路にある地域では、逆に高さを25メートル(8階)以下に抑える。
 
今年3月31日に施行した「絶対高さ制限」では、神楽坂4丁目は高 さ50メートル制限区域に当たる。だが、神楽坂では前面道路が狭い場合が多く、制限一杯の高さ50メートルの建物を建てるには広い敷地が必要になる。今回 の地区計画は、そうした広い敷地での高層建築計画を防ぐ狙いもある。

 
記事提供:新宿区新聞社
「新宿区新聞」ご購読のお申し込みはコチラから。

 
・内藤町地区地区計画(新宿区役所)
・神楽坂まちづくり興隆会
・新宿区の建築物の絶対高さ制限について(新宿区役所・都市計画課)


コメントポスト

トラックバックURL


ムービーフル